予実管理の効率化・高度化実践ブログ

経営企画にむけた業績管理業務向上のリアルなノウハウ

予算管理を効率化する手段とは?

そもそも、予算管理にはどんな効率化する手段がいまはあるのでしょうか。 有料、無料、関わらずそれぞれの選択肢やメリデメについて記載します。 ■予算管理を効率化する手段とは? (1)エクセル集計をマクロ化する 会社としてのコストを増やさずに行える手段…

売上予測の精度が上がると、ノルマは下がる

業績予測の精度が上がると、現場が稼ぐべき目標売上を下げることができます。 なぜなら、という結論からお伝えすると売上予測が読めないからマネージャーは「えいや」と数値を上乗せするからです。 この行為を人は“鉛筆を舐める”と呼びます。 実際に予算編成…

管理会計システムとBIを両方入れている企業はなぜそうしてる?

IT

管理会計を仕組み化しようとすると、昔入れたBI(Business Intelligence)ツールどうすんねん!と議論になります。 BIツールは「見える化」というキーワードで普及し、未だに億規模の費用をかけて導入している企業もいて、それに特化した会社もあるくらいです…

営業支援システムへ期待する内容で誤解が多い本当の理由

IT

営業支援システム(通称:SFA)の導入を検討していたり、または既に導入している会社さんでたまに見かけるのですが。 営業支援システムを導入する目的が 『売上予測の精度を上げる事』 という方いらっしゃるんですが。 実は営業支援システム(以下、SFA)を…

管理会計システムでニーズの多い選定ポイントを解説

IT

管理会計の提案をしているとお客さんから 「システムの選定ポイントとか 教えてくれない?」 と昔よく言われました。 というのも、お客さんはシステムに詳しいわけではないので、各社が色々な提案をしてくると比較が段々おっくうになってくるようです。 今日…

管理会計システムは昨対比が苦手

IT

管理会計システムの提案をしていて、打合せでよく質問されたのが 「昨対比ってどうやって管理します?」 という内容。 これ、結論からいうとシステム内での管理はなかなか難しいと思います。 管理会計システムで昨対比が苦手な理由 管理会計システムでは、組…

経営企画部で市場価値が高い人とは?

今日のコラムは経営企画部で市場価値が高い人とは?というテーマです。 実際に①エージェント②現役の成長企業経企に聞いてきました。 経営企画部で市場価値が高い人とは まず、結論から触れておきますと、数値管理だけでは市場価値は高まらなそうだ、という見…

ベンダー評価のフレームワーク入手方法

IT

システム提案のコンペを行うと、お客さん側も忙しいからかベンダーへの選定基準が曖昧だったり、場合によっては本人もこの観点で良いのか?と不安なまま選定を進めているケースも見られます。 そのままの状態で選定を進めると、各ベンダーがベンダー仕様のパ…

予算スラックの意外な使われ方

予算スラックを意図的に業績の調整役にしているケースがある事、知っていました? まずは、予算スラックの定義から。 予算スラックとは? 予算スラックとは、予算策定時に入れ込んだコストの過大計上分や売上の過少計上を指します。 ちなみに予算スラックと…

計画数値を細かく出さない事業部の気持ちとは?

売上予測をせっかく経営企画がロジック化することを支援してあげても、肝心の事業部がそのその数値を出さずに一年の運用をしてしまう、みたいな話はたまに聞きます。 (売上予測のロジック化例: 商談数×成約率×平均受注額の 案件角度別、など)) なぜそう…

経営企画向け飲み会を企画します!  経企イベントをするうえでのポイントも解説

最近ツイッターを見ていると、経企の方同士が企画したイベントが多くポジティブに見ております。 が、発信内容を見てると、 「もっと拡大できそうだなー」 と思う点があったので。 実際に経営企画部向けにマーケティングしていた経験も踏まえて記事にします…

連結システムで単体の予算編成が向かない理由

連結システムの中で、単体の予算編成を実装しようとすると恐らく運営が相当大変になります。 理由は運用負荷がシステムに乗せた方が高くなるからです。 仮にシステムにのせた場合、運用負荷が上がる具体例をあげていきます。 (1)マスタ管理が煩雑 連結シ…

スポーツジム費の控除対象理由と3つのキーワード

4/11の時事通信のニュースで、 「スポーツジム費、控除対象に =自民勉強会が提言 スポーツジムなどに通う費用を所得税の控除対象とするなど、個人や企業の「健康投資」を後押しするよう求めた」 という内容を目にしました。 これから話す事は国がどう思って…

すごそうな人と、すごい人は違う

今日はたまに書いているコーヒーブレイクな内容です。 ただ、最近この手のトラブルが私の周りで多いので記事にしておこうと思った次第です。 元大手コンサルで役職も高かった方が別の環境で仕事する際に私がマーケティング支援をした時の話です。 コンサルと…

リスクとは何か?経営企画にとっての業務リスクとは

“リスク”という言葉は一般的には、将来起こる負の事象、という意味で使っていると思います。 ただ、証券投資論を勉強すると違った意味として使われていて、リスクとは“ばらつき”を意味します。(偏差という概念あたりで出てきます) たとえばAとBという2つ…

本社費配賦の方法!よく使われる事例と複雑になるケーススタディ

Twitterで配賦をテーマにした投稿をしたところ、フォロワーの方からコメントやリアクションが多かったのでコラムにします。 まず、配賦とは何か?から述べますと、 「配賦とは間接費を割り振ること」 (本当にわかる戦略会計&管理会計 高田直芳 より) とな…

予算管理を効率化するとどうなるか?実例を公開!

IT

予実管理や予算管理を効率化したいニーズは多いです。 実際に色々なシステムの販売ページでも、 ・エクセル管理が大変でしょう ・●●社は予算管理時間を▲▲%削減を 目指します とプロモーションしているサイトも多いと思います。 今日は実際に効率化を実現した…

PL脳とは?ファイナンス思考とは?

前回の記事、「投資家と役員の期待値違いと弊害」で、右肩上がりの業績に注視するあまり、短期的な成果を優先したり、経営企画部の負荷が上がるケースをお伝えしました。 たまたま記事を書いている時期に、手に取った本のはしがきに似た表現があったのでご紹…

投資家と役員の期待値違いと弊害

企業のIRを見ていると、業績が好調な時は棒グラフでいかにも 「右肩上がりです!!」 という業績チャートが並んでいる会社があります。 そのかわり1度でも業績が落ち込む年があるとグラフがへこんでいて見栄えが悪いため、すぐにチャートを引っ込めて後は有報…

広告宣伝費とKPI (BtoB)補足編  売上と広宣費がロジック化できれば精度が上がる!

以前、広告宣伝費とKPI(BtoB)という記事を書きました。 一定のアクセスがあったのでいくつか補足しておきます。 (1)前提 まず提案受注率についてですが、20%というのは過去の実績にもとづく平均数字です。 ですので、過去に売ったことが無い新商品の場合…

年末の笑ってはいけないシリーズの作り方

年末の笑ってはいけないシリーズの作り方を知っていますか? 1年間のガキ使の中で印象的なシーンをストックしておき、年末に再編集してネタを入れていくのだそうです。 一つ例をあげると、浜ちゃんの誕生日にメンバーがバーで手紙を読む回があり、手紙という…

連結予算と精度

業績予想の精度を上げる対象が1つの会社ではなく、複数の子会社を持つ会社になるほど精度を上げる難易度は上がります。 というのも計画策定に関して、各社とも「市場の先行きが不透明だから」という理由で前年実績と同程度の業績予想しか出さないため、市場…

広告宣伝費のKPI設定方法とそのプロセスを公開!(BtoB編)

みなさんの会社は広告宣伝費を どう設定していますか? 大きな会社ですと、 会社で決めた広告宣伝費を 各部署の売上比率に応じて 案分したりしていますよね。 (そうすると、新規事業部から 広告宣伝費がないと売上が 上がらないとか文句いわれたりして、、…

経営管理とガバナンス。最近のITトレンドについて。

昔のITの仕事の知り合いと会った時の話です。 最近の仕事のトレンドについて聞くと、不正会計などのガバナンス系の仕事の引き合いが多いのだそうです。 ガバナンスのITの仕事って、具体的に何?って方はこちら→https://bit.ly/2ALWPpo (p8 - ITを活用した監…

業績予測の精度が悪いケーススタディ。私の失敗談について。

今日は私の失敗談についてです。 あるお客さんの会社の業績管理を仕組み化した際、業績予測の精度が悪い、という相談を受けました。 確かに業績予測の修正をIRでたびたび行っていたため、業務フローを分析してみると、営業部は商品の年間の販売数を毎月見直…

予算編成の2通りの方法について解説

予算編成には大きく2つの方法があります。 (1)ボトムアップ型予算作成 部門管理者が作成した予算を全社的に集計することで、全体の予算とする方法。 特徴> ・現場の状況を熟知している 部門管理者が予算を 編成することで、 現場の状況に即した予算が …

外国人を抱える経営者の悩み

年末に外国人を雇うとある経営者と飲み、外国人労働者に関する新制度の話題となりました。 どうやら新制度(※)により、日本でせっかく手塩にかけて育てた人材が、給与の高い所に転職しやすくなる影響があるらしく、それを懸念しておりました。 アジアから日…

予実管理とBIの関係とは?BIツールを導入しても効果が出ない事例と理由を解説

IT

予実管理の効率化の手段として、BIツール(※)の導入を検討される方を結構見かけます。 (※BIツールとは Business Inteligenceツール のことで、 ざっくりいうと 帳票出力システムです) これ、本人がBIツールという意識も無く予実管理の効率化ツールとして…

経営分析とは?経営分析の種類から具体的な分析方法まで解説!

今日は久々の用語の定義シリーズです。 それでは早速。 (1)経営分析の前提 経営分析は内部報告を目的とする管理会計の分野に属する。 したがって、財務会計の領域とは違い、法規によって強制された計算方法はない。 (2)経営分析とは 財務諸表の数値を…

上場企業の予実管理、業績予測における精度向上推進の理由

業績管理システムのクラウド型の市場が活発です。 オンプレミス型よりもクラウド型の方が受注金額が上回ったなんてデータは既に海外では出ていましたが、近年の日本でも同様の現象が起こっていそうです。 またIT企業も経営資源(お金、人材等)をクラウドに…